椎間板ヘルニアについて解説【東京都渋谷区恵比寿の整体院】

こんにちは！

鈴木トリートメント整体院院長の鈴木公典です。

今回は「椎間板ヘルニア」の原因、改善法について解説していきます。

 

 

【椎間板ヘルニアとは】

私たちの背骨は「椎骨」という骨が積み重なってできています。

その椎骨と椎骨の間には「椎間板」というやわらかい組織があり、クッション材の役割を果たしています。

 

今回解説する椎間板ヘルニアとは、クッション材である椎間板が椎骨と椎骨の間からはみ出ることを言います。

はみ出た椎間板が神経を圧迫すると、痛みや痺れの症状を引き起こすのです。

 

椎間板ヘルニアの場合、症状に応じて痛み止め、コルセット、神経ブロック注射、湿布、牽引などを行い、重傷の場合は手術になることもあります。

 

 

【椎間板ヘルニアの原因】

椎間板ヘルニアというのは、背骨にある椎間板が骨と骨の間からはみ出ることを言いますが、その原因は背骨にはありません。

原因は骨盤の中央にある「仙骨」という骨にあります。

 

新しく建物を建てることを想像してみてください。

例えば、土台がまっすぐで平らな状態だったとします。

そこにはおそらく、きれいに建物が立つでしょう。

 

では土台が傾いていたら？

これでは建物は傾いてしまう、もしくは崩れてしまうでしょう。

 

建物をまっすぐにするためには、まず土台がまっすぐである必要がありますよね？

私たちの体でも同じことが言えるのです。

 

今回解説している椎間板ヘルニアの「椎間板」というのは、背骨にあります。

その背骨というのは、仙骨という土台に乗っている建物と考えることができます。

土台である仙骨が傾いてしまうと、建物と同じように背骨も傾いていきます。

 

ですが私たちの体というのは建物とは違い、倒れないためにバランスをとることができます。

仙骨という土台が傾くと、バランスをとるために背骨をカーブさせていくのです。

 

例えば背骨が右にカーブしていくと、椎骨と椎骨の間隔というのは右側は狭くなり、反対の左側は広くなっていくのがわかりますでしょうか？（写真１）

椎間板というのはゼリー状のやわらかい組織なので、背骨がカーブしていくと椎骨と椎骨の間隔が広い方へ移動していき、はみ出てしまうことがあります。

このようにして「椎間板ヘルニア」になってしまうのです。

 

つまり椎間板ヘルニアになる原因は背骨ではなく、その土台となっている「仙骨のズレ」にあるということです。

土台がズレて、バランスをとるために背骨がカーブするので椎間板がはみ出てしまうというわけです。

 

 

【椎間板ヘルニアの改善法】

ここまでの説明で、なぜ椎間板ヘルニアになってしまうのかわかっていただけましたでしょうか？

ではここで、最初の方で出てきた椎間板ヘルニアに対する一般的な治療法を思い出してみてください。

痛み止め　コルセット　神経ブロック注射　牽引　湿布　手術などがありました。

 

ちょっとここで考えてみていただきたいのです。

痛いから痛みを消すために痛み止め、湿布、神経ブロック注射。

動かすのが辛いからコルセット。

椎間板がはみ出ているからはみ出たところを切り取るために手術。

 

これらは「痛い」「椎間板がはみ出た」という結果に対して行なっている対処療法ですよね？

ですが椎間板ヘルニアを根本的に改善するためには、結果ではなく原因を治す必要があります。

 

その原因というのは、先ほどからお伝えしているように「仙骨のズレ」にあります。

牽引で引っ張ることによって背骨をまっすぐにしようとしても、土台が曲がっていれば背骨はまっすぐにならないのです。

 

椎間板ヘルニアを改善するには痛みという結果を消すのではなく、椎間板がはみ出てしまう原因である「仙骨のズレ」を改善する必要があるのです。

仙骨のズレが直れば、背骨はカーブする必要がないので椎間板ヘルニアは改善していきます。

 

当院では「鈴木トリートメント」という、椎間板ヘルニアの原因である「仙骨のズレ」を改善するための施術を行なっております。

よくあるボキボキする矯正とは違い、専用に開発された「アジャスター」を使い、ズレている骨を「点」で直すというものになります。

ズレているところのみを「点」で刺激するため、他のところには影響なく安全に受けていただけます。

詳しくは当院のホームページをご覧ください。

 

 

【まとめ】

よく患者さんの中にも、「痛みが消えた＝治った」と思っている方がいるのですが、それは違います。

痛み止めによって痛みが消えても、治ったということではないのです。

痛み止めというのは、その名の通り痛みを止めているだけだからです。

これでは椎間板ヘルニアの原因である「仙骨のズレ」というのは何も変わっていません。

 

原因が改善して初めて治ったとなるのです。

そこは勘違いしないようにしてください。

 

ということで今回は椎間板ヘルニアについて、その原因と改善法を解説してきました。

ここまで読んでいただきありがとうございました！